太極拳とは

太極拳の社会的意義

1)「多世代交流型スポーツ」

太極拳は年齢を問わず楽しむことができるので、家族二世代、三世代(おじいさん、おばあさんから孫まで)が一緒に太極拳教室に通うことができます。また、一部には、ジュニアカンフー教室と太極拳教室を合併した「親子教室」なども行われており、多世代交流型スポーツと言えます。


2)「地域普及型スポーツ」、「太極拳のまち」

健康効果が著しく、年齢を問わないスポーツであることから、地域での普及がすすみ、地方行政なども予防医療の観点から、太極拳の普及に積極的であります。
 福島県喜多方市は、市議会で「太極拳のまち」宣言を行い、「太極拳のまち、喜多方市」として、同市内のさまざまな分野で太極拳の普及を積極的にすすめています。


3)「高齢者の介護予防体操」

厚生労働省が推進する高齢者のための「介護予防事業」の有力なスポーツとして、太極拳の健康効果にたいする認識が一層すすんできました。上述の喜多方市では、2007年来、「介護予防のための太極拳体操」を開発して、その健康効果の検証に取り組んでいます。太極拳が今後ますます、期待される分野であります。


上手になるには? 

 「やるからには早く上手になりたい!」人がほとんどだと思いますが、これは、もう練習するしかありません。一にも二にも、まず練習です。

 しかし、太極拳というものは良い師にしっかりと導いてもらわなければ上達しません。自分勝手にやったり、余り上手ではない先生についてしまうと上達できないどころか健康にも害を及ぼします。

早く上達するには、良い先生に指導してもらいながらひたすら練習するしかないのです。